いつまで社畜として飼われているのですか?
Twitterや掲示板なんかを見ていると自分の職場環境がいかにブラックであることを自慢しているかのごとく繰り返しツイートしているのに、いつまでたっても全く自分からは環境を変えようと行動しない人っていませんか?
こんにちは、藤原晴馬です。
僕も転職を繰り返しましたので、ブラック企業とはいえ今までの環境を変えるためには
相当なエネルギーが必要だという事はよくわかります。
けれども職場がどれだけブラックかという事をつぶやいたり、書き込んだりするだけではあなたを取り巻く職場環境は簡単には変わりませんよね。
以前僕が勤めていた飲食店の社員同士が、毎月の労働時間を競うように話していた時の事を思い出してしまいました。
『今月僕380時間でしたよ。』→ バカ
『俺なんか400時間超えたよ。』→ 更にバカ
『あー負けたかー』→ もっとバカ
当時はまだブラック企業という言葉も生まれていない頃、
月末になるとこんな『社畜の背比べ』みたいなおかしな会話が
お店の中で飛び交っていました。
ご多分に漏れず、僕もその中の一人で 残業が美徳であるという空気の中で
働いていたものですから、会社にとっては都合の良い優秀な歯車だったわけですね。
いい加減『社畜自慢』は辞めにしませんか?
実際にこういったブラックな環境で働いていると自分だけ定時で帰ったり、
休日出勤しなかったりするのが、犯罪者のような目で見られ実際の業務にも差し支えたり
するので、なかなか勇気ある正常な行動が取れないのは十分理解できます。
ただ、時代が少しずつ変わってきたとはいえ、こういう『社畜自慢』はいつまでたっても無くならないのでしょうね。
端から見ると、被害者意識だけは強く『自分から行動を変えていこう』という
オーラがまるで感じられないのは僕だけでしょうか。
ブラック企業が悪いのか そこで働く労働者が悪いのかといえば、
間違いなくブラック企業が悪いのは明白です。
しかし、「どちらが悪いのか」ということはたいして重要なことではなく、
今の状況が嫌で変えたいと思うのであれば、それを“変えるために行動して変えてみせる!いくしかない!”という強い意志が一番大事なのです。
いつまでも文句だけ言っていても、何も状況は変わらないと思いますし、
結局のところ自分で何とかして自分の身の回りの環境を良くしていくしかなのです。
あなたが今いる環境が不快だと思うのであれば、自ら行動を起こして
変えていくしかないのです。
それとも自分が勤めているブラック企業が変わってくれるまでじっと耐えて、耐えて、耐え続けますか?
そんな『果報は寝て待て』みたいな考えでは、何一つ変わりませんよ。
「悪いのは自分じゃない」という気持ちはわかりますけど、そんなこと言っていても
同情されるのが関の山で、あなたを取り巻く環境は、時間が経てば経つほど悪化するのは目に見えています。
ブラック企業で働く労働者ができることとは?
では、取り巻く環境を良くするために、ブラック企業で働いている労働者に
一体何ができるのでしょうか?
それなりの権限を持つ人で、強い意志があればブラック企業を変えていくことも
可能かもしれませんが、一般の労働者だと“黒”を“白”に変えるのは限りなく不可能に近いでしょう。
自分に相応の権限がないのに会社を変えていくという方向に進もうと思うと、
周りとの軋轢(あつれき)が生じ、非常に辛い思いをしてしまうかもしれません。
一般労働者が会社を変えられないことに関しては、労働者には一切の責任はありません。
又、世間では労働者も「経営者意識を持て」と言われることはよくありますよね。
ただ、そういうことを言われたところで一般の労働者にできることと言えば、自分に与えられている権限の範囲内だけで普通は精一杯でしょう。
けれども、権限を持たない一労働者が、ブラック企業を世の中から撲滅する手段が
1つだけあります。
それは、
会社を退職する事です。
権限は労働者側にあり
ブラック企業で働く労働者にとって自分に会社を変えていくだけの権限がない場合には、
その会社を辞めることが労働者にとって唯一できることだと思います。
自分が働いている会社を辞めるか辞めないかということに関しては、
労働者側にその権限があります。
社会全体として見た時に、ブラック企業を改善する、あるいは改善できないのであれば、
そういった悪質な企業を社会から根絶することが重要ですから、従業員がブラック企業を辞めて去っていくということには大きな意味があります。
今の世の中は、慢性的な人手不足で壊滅的な状況に陥っている会社や
既に人手不足倒産に追い込まれ、朽ち果てた会社が数多くあります。
当然、この中には良心的であるものの人材の確保や後継者の選定がどうしても出来ずに
無念の中、廃業していった会社もたくさんあるでしょう。
しかしながら、ブラック企業が育成される背景には、
根本的な人手不足が大きく関係しています。
ブラックな環境で運営しないと会社がやっていけないようなところは、
冷たい言い方をすれば、この世の中に存在しない方が絶対に社会のためなのです。
そういった会社があるから、劣悪な環境に吸い込まれていく労働者が
毎年あとを絶たないのです。
では、どうすれば人手不足による劣悪な環境を打破出来るのか?
不思議なもので、環境がいくらブラックであっても、給料が異常に高く、
本人がブラックだと認めなければその会社はその人にとって“ブラック企業”とは
言いませんよね。
こういった給与水準の高い会社は人手不足にはならず、
入れ替えが激しくても給与が高いので人が自然に集まりやすいのです。
そして、ブラックの元凶となる人手不足の打開策としては、
労働者の賃金を上げるしか方法がないのです。
けれども、賃金を上げる事が出来ない中小企業は往々にして利益率が低すぎるので、
入ってくるお金が少なく設備や人材、教育への投資に回せずジリ貧になっています。
利益率が低いということは、世の中に不要な仕事だから安く買い叩かれます。
もしこれが世の中に必要な仕事だったら自然と需要と供給のバランスから勝手に利益率が上がるはずです。
そして人材が流れれば人手不足も解消されますし、本来正当な賃金で雇われるべき待遇に収まりやすくなります。
不当な価格競争で上がらなかった利益が上がることで、企業の利益も上がることになるので好循環なのです。
もう一度、非難を承知で言いますが、
ブラックな環境で運営しないとやっていけないような会社は、
存在しない方が世の中のためです!!
少し理屈っぽくなってしまったので簡単にまとめると
↓
一般労働者が勇気を持ってブラック企業を辞める事によって、
更に人手不足に陥り、営業の継続が困難になる。
↓
人手不足を解消するために労働者の賃金の底上げや、採用時の給与水準をあげる事が出来る会社が生き残る。
↓
徐々に、“世の中に必要な仕事”や、“適正な利益率の会社”に絞られ、自然と需要と供給のバランスが良くなる。
↓
将来的に、世の中から人手不足によるブラック企業が淘汰さる。
ちなみに僕が以前働いていた会社は、僕以外にも連鎖的に社員の退職が
続いたことによって営業の継続が困難になり、最終的に倒産にまで追い込まれました。
当然、会社は人の集まりによって成り立っているのです。
それに気づかず、人をおろそかにする経営者は人を雇う資格などありません。
今尚、劣悪な環境で働いているあなたへ
頑張って今の環境を変えられないなら、頑張らなくていい。
もしそんな劣悪な環境なら、そこはあなたの居るべき場所ではありません。
辛いのに頑張らないといけないなら、心や体が必ず壊れてしまいます。
だってどれだけ頑張っても、“変えられない事”に頑張っているからです。
頑張ろうと無理して、前向きになろうとするのもあきらめて感情にフタをして
自分だけ我慢し続けるのも、もう既に限界値を遥かに超えるくらいあなたは、
本当に頑張っていると思います。
そんな劣悪な環境から、一刻も早く勇気を持った撤退をしましょう。
あなた自身が壊れてしまう前に。
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