ブログの目的を金儲けに設定してはいけない
理由とは?
こんにちは、 藤原晴馬です。
転職を考える際に、貰えるお金(給与)の金額を確認せずに、その会社の面接に行く人はあまりいませんよね。
今から10年以上前のお話ですが、僕は一度だけ面接で志望動機を聞かれ
「給与が良いからです。」とはっきり答え、不思議にもその場で採用になった
経験があります。
当時は面接を毎日のように受けていた時期でしたので、たまには冷やかし半分で
少し変わった受け答えをしてやろうと思ったんですよね。
更に仕事内容も殆ど確認もせず、収入欄しか見ずに面接会場に行ったという記憶があります。
それが、後にのちとんでもない苦労に繋がるとはつゆ知らず。。。。
超がつくほどの金儲け主義
そこはいわゆるガチガチの営業会社でした。
入社してすぐに、1週間ほどの研修があるのですが、
この時にもまだ何を売る会社なのかよくわかっていませんでした。
不思議な事に、僕以外にも同じような人が何人かいた気がします。
つまり、殆どの人が収入に目がくらんでこの研修に参加していたのですね。
結果的にこの会社は、通信機器の営業が中心だったのですが、
とにかく超がつくほど金儲け主義。
モノを売らなければ食べていけない、完全歩合制の弱肉強食の世界でした。
僕は最初の頃、営業経験もあるし何とかなるだろうとタカをくくっていたのですが、
営業初日でそんな軽い自信は見事に打ち砕かれ、寝ても覚めても仕事の事が頭から
離れないようなプレッシャーを毎日抱えるようになっていくのでした。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
幸せになるためにはお金はたしかに必要でしょう。
だがそれは人生を豊かにするために必要なものであってお金を稼ぐことが
目的ではありません。
働くということはお金を手に入れるための手段にすぎないのですが、働く目的を「お金」に設定してしまうと、それ以外の部分が徐々に盲目になってしまい、気がつけば不幸への道を歩んでいく人が非常に多いのです。
この時、僕はまだそんな単純な事に気づいてもいなかったのです。
結果的に僕は、体も心もバランスを崩してしまい、本当の幸せな生活とは程遠い場所に
立っていまいました。
自分の利益を求めるあまりに、本当の目的を見失ったという最悪のケースを経験した
という事ですね。
それでも、この時の経験は結果的に、その後の考え方に大きくプラスになった事は
間違いありません。
奉仕が先か? 利が先か?
僕は以前、勤めていた会社の上司に 『奉仕が先か? 利が先か?』という質問を受けた事を思い出しました。
これは、「経営の神様」と呼ばれたパナソニック創業者・松下幸之助さんの考え方
なのですが、それは、「企業は社会の公器」というもので、
儲けは後からついてくる。先に社会に貢献し、お客さんに奉仕しろという考え方です。
しかし、どこの経営者が、経営計画を立てる時に最初に、「社会貢献」
「まずお客さんへの奉仕」を最優先に設定するだろうか?
特に個人としての考え方では、意味するところはわかるが、なかなか実践は難しいと言うのが本音ではないでしょうか。
そんな中、ネットで話題となっている1件のとんかつ屋さんのお話をしたいと思います。
これは、店の裏側の駐車場の一角に貼ってあった張り紙です。
このお店は奈良県のとある幹線道路沿いのお店です。
いわば、貧困家庭の子供とその親御さん向けの、常設の無料食堂だとのこと。
NPO法人などが、日時を指定し会場を借りて、不定期に実施している「コストが限定された」あるいは「予算が予定された」いわゆる子供食堂ではありません。
更に、張り紙の文面の言葉選びにも、店主の心遣いが表れているのです。
「コソッと無料で食べさせてあげます」ではなく、「コソッと無料で食べてもらいます」と記されています。
そして、こんな試みを不快に思う人もやはり、常連客の中にはいるかも知れません。
率直に言って、売名や偽善と罵るような人もいるだろうし、ただの宣伝行為と言う人もるかもしれない。
だが、そんな思いにも先回りして、謝罪し感謝の言葉を記している。
何から何まで、すごい。
この店主は自分のリスクで自分にできる社会貢献をまず、堂々と世の中に提示した。
実は店主はかつて、困窮した知人に無料での食事提供を繰り返し、友人の「甘え」が
癖になってしまい、人間関係を壊して苦い思いをしたこともあったそうだ。
その上、こんな告知をしたら、心無い人が無料で食べさせろと次々に押し寄せてくるかも知れない。
それでも、「100人のうち99人に騙されても、1人に僕の想いが届けばいい」と考え、
この「常設無料食堂」を始めたと、後日メディアで語っていました。
いろいろな意味で、とても真似ができる社会貢献ではないですよね。
特にお肉は原価が高いので、お店の利益は殆ど出ないのではないかと推察しました。
しかし店主は結果として、恐らく投資以上に大手メディアなどに宣伝され、地元での
知名度を一気に獲得し、コアなファンを獲得することに成功したことになります。
今ではネットの評判もあり、多くの人がこのお店の存続を願い、少しでも利益に貢献しようと美味しいとんかつを食べるために、列に並び順番を待っているそうです。
これが果たして、松下幸之助の言う「社会奉仕が先、利益は後」という考え方に沿うものなのかは、わかりません。
けれども松下幸之助は、こんな言葉も残しています。
「世のため人の為になり、さらに自分の為になることであれば、必ず成就する。」
商売は決してボランティアではないので、「自分の為に」というリアリズムももちろん、忘れてはいけません。
しかしその前に、「世のため人のため」が来る。
これはリアルなビジネスだけのお話ではなく、ブログを書く事を生業としている人にも
同じことが言えると思います。
お金を稼ぐ事だけに焦点をあててブログを書いていると、記事からの売り込み感が半端ないですよね。
読者は馬鹿じゃありませんから、そんな記事から物が売れる事は殆どないでしょう。
そして、そんな記事ばかりを書いていても何より本人自身も面白いはずがないので
長続きするとは到底思えません。
その前にまず大事な事は、読者にとって有益な情報を提供し続けることです。
それが結果的にあなたにとってコアなファンに繋がり、物が売れていくというストーリーになっていくのです。
あなたも是非機会があれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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