『同窓会行かない症候群』の原因は現在の格付け?
先日、地元で同窓会があり20年ぶりに懐かしい仲間に会ってきました。
同窓会といっても中学3年生の時の同じクラスだけで集まった15人ほどの飲み会です。
会場に着いた瞬間
「こいつは一体誰だっけ?」というぐらいの変貌を遂げている友人もいて記憶が繋がった瞬間は一人で大騒ぎしていました。
卒業アルバムを持ってきた人もいて、改めて20年以上前の自分や仲間を見た時は、
まさに『バックトゥザフューチャー』のように当時の事が走馬灯のように思い出されて、久しぶりに楽しい時間を過ごす事が出来ました。
何より今回僕が参加した動機は、当時付き合っていた彼女も遠路はるばる東京から参加するからという単純な理由からでした。
彼女とは当時、同じ高校に行く約束をしていたにも関わらず、僕だけ受験に失敗してその後はどことなく、ぎくしゃくしたまま20年以上の時が経ってしまっていたので少し気にかかっていたのです。
同窓会に参加するのは勝ち組だけなのか?
ところで、近年 “同窓会に行かない(いきたくない)症候群”という中高年特有の現象が
全国で波紋を広げているそうです。
特にこの傾向は大勢で集まる同窓会を指すそうで、ちなみに僕らの中学時代は1学年が
8〜9組ぐらいあったと記憶しています。
人数にすると300人以上になるんじゃないかと
思いますので、やはり今の時代とは子供の数が圧倒的に違いますね。
つまり、“同窓会に行かない症候群”というのは、気のおける少人数で集まるのは
楽しいからOK。
でも、大勢で集まる同窓会には、行きたくない。
そう考える人が多いとの事です。
ずっと疑問に思っていましたが、今回その理由が少しわかった気がします。
実は僕たちの中学も今回のクラス会の3年ほど前に学年全体で主催した同窓会たるものがありました。
僕は参加しなかったというか、ちょうど親戚の法事と重なって行けなかったのですが、
正直 出欠席を知らせるハガキが来たときは参加しようかどうしようか、ずいぶん考えてしまいました。
というのも、当時僕は会社を辞めたばかりの完全無職のフリーター状態でしたので、
同窓会に行って「今仕事何やってるの?」って多くのの同級生に聞かれるがのが正直
怖かったんですね。
その時は安定したブログの収入もまだなかったので、どことなく引け目を感じて出席を
ためらっていたんじゃないかと思います。
同じように同窓会に行きたくない人の欠席理由としては、
「今の自分の仕事の状況を知られたくない」というのが、やはり一番多いそうです。
よく合う少数の仲間なら、お互いの仕事のこと、生活水準、家族のことなどわかっているので、
今更気兼ねする必要もありません。
見栄を張ることも、隠すこともない。
ありのままで接することができるから「自然体でいれる。」 ということでしょう。
それが、大勢の同窓会の場合には、久しぶりに会う旧友も多く、最近の自分の仕事やポストを知らない人たちがいる。
こうした同窓会には参加したくない、という人が非常に多いということです。
特に僕たちの世代では俗にいう勝ち負けがはっきりしている年齢にさしかかっているので尚更でしょう。
今の格付けなんて全く関係なかった!!
自分が仕事上で以前より役職が下に堕ちてしまっていたり、あるいは会社が小さくなってしまったとしたら、確かに負い目を感じることはあるでしょう。
自信も持てないかもしれないし、わざわざ声を大にして言いたくはないでしょう。
ですが、それが「人に会いたくない理由」となれば、付き合いの幅はどんどん狭くなっていく一方です。
会社の人間関係のしがらみと違って「会いたいのに会うのをためらう」というのは
どことなく引っかかりませんか。
何か、人生の中の価値観として、とてもちっぽけなものを感じますよね?
誰も皆 今の自分の格付けなんて気にもしていなかった!(笑)
今回のクラス会の件で、自分が心配していた事は本当にちっぽけな事だったんだなって
つくづく思い知らされました。
久しぶりの友人に会った瞬間、「今、何してる?」って聞かれても
「今、○○〇してるよ。」って答えて
「フーン、そうなんだ。」と返され5秒で終わり。
殆どの友人からは聞かれもしないありさま。 よく考えれば自分も聞きもしなかった。
それもそのはず。
盛り上がった話の中心は終始 あの時代の あの時のエピソードなのです。
「ところでさ、3年生の修学旅行の時○○先生に叱られて
一緒に正座させられたよねー」 とか。
「そういえば、よく昼休みにお弁当交換して食べたよねー」なんて
どこを見渡しても、たわいもない思い出話がメインであって
自分の今の仕事や役職や収入なんて昔の友人たちにとって全く関係ありませんでした。
肝心なのは、仕事でも何でも、自分がのめりこんで楽しんでいるかどうか、
自分にエネルギーが満ちているかどうかが大事ではないか、と思います。
仮に、有名な大手企業の重要なポストにいても、その仕事が苦しくて、辞めたくて仕方がなけば、それは幸せとは言い切れないでしょう。
仮に、一人だけの個人事業主であってもフリーターであっても、自分の携わっている仕事が楽しく、もっと続けていたいと思うものであれば、その人は自信に満ちて、周りから見ても輝いているのではないでしょうか。
今回の集まりは、久しぶりに自分の人生観や幸福感について考えさせられる一面もあり、貴重で本当に楽しい時間を過ごす事ができました。
PS.
楽しかったついでに次回は、幹事を押しつけられてしまいました(笑)
あと何回集まれるかわかりませんが、出席した人全員が幸せで楽しい時間を共有できる
ように頑張りたいと思います。
もしあなたも同窓会やクラス会の出席をためらっているなら、思い切って参加してみてはいかがですか?
きっと純粋にあの頃の自分に戻れると思いますよ。
その小さな行動がきっと未来にも繋がるはずです!
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